レクサスの新型旗艦車「LS500h」試乗

かつて一世風靡したモデルの最新型

 トヨタ自動車は昨年10月、11年ぶりに全面改良した高級車ブランド「レクサス」の旗艦セダン「LS」の販売を開始した。威厳のあるフロントマスククーペのような流麗なフォルムが際立ち、豪華な内装の車内はゆとりの空間が広がる。日本らしい心遣いの装備や自動運転につながる各種先進技術を導入し、快適性に加え、安全性も高められた。

 1989年に誕生したLSは、今回の新型で5代目。国内では3代目まで別の車名で販売されており、そちらの名前を挙げたほうが、ピンと来る方が多いかもしれない。高級セダン「クラウン」の上位モデルとして登場し、一世を風靡した「セルシオ」だ。4代目からはレクサスLSに一元化され、大小の改良を重ねてきたが、満を持して新モデルの投入となった。

 パワートレイン(動力伝達装置)は2種類が用意され、最高出力299馬力、最大トルク356Nmを発揮する排気量3.5リッターのV6エンジンに180馬力、300Nmの電気モーターを併用したハイブリッド車(HV)「LS500h」と、同エンジンにツインターボが付いた422馬力、600Nmのガソリン車「LS500」をラインアップ。トランスミッションは、HVがマルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)、ガソリン車に電子制御10速ATを搭載する。

 グレードは、ベース車から最上級の「エグゼクティブ」まで、装備の異なる5タイプを設定。「エグゼクティブ」は後席にオットマンが付くなどショーファードリブンカーのようなしつらえで、スポーツ仕様の「Fスポーツ」は専用のブレーキやカーブ時の安定性を高める機能などを備えた。全車で後輪駆動と四輪駆動が選べる。(時事ドットコム編集部・堀尾晃宏)

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