ジャガー、新型SUV「E-PACE」試乗

新たな標的狙う「ベビー」に肉迫

 スポーツ車のような走行性能とスタイルを特長に持つコンパクトなスポーツ用多目的車(SUV)が、英高級車ブランド「ジャガー」に誕生した。

 ジャガー創業者の故ウイリアムズ・ライオン氏が提唱した「美しく、速いクルマ」を追求したその車には、悪路走破性や実用性に加え、トップモデルが575馬力を発揮する同ブランドのスポーツクーペ「F-TYPE」譲りのグラマラスなフォルムや鋭い加速、高い旋回性が与えられた。

 「ベビージャガー」がこの車に付けられた愛称。ブランドの中で最も価格が手頃で、ボディーが小柄ということもあり命名された。大型車「F-PACE」、電気自動車(EV)「I-PACE」に続く、ジャガーSUVの第3弾として登場した「E-PACE」がそのベビーだ。

 ジャガーといえば英国紳士が運転する格式高い車をイメージするが、E-PACEは30~40代前半をメーンターゲットとし、それを覆すほどのキャラクターを持つ。東京ディズニーリゾートの隠れミッキーのように、ジャガー親子のむつましい姿が車両の内外でひっそりと配されるなど遊び心も備え、ジャガー・ランドローバー(JLR)は今まで手の届かなかった購買層の取り込みをこのベビーで狙う。

 目論見はスバリ的中し、国内では2月の発売以降、ターゲット層から支持を得ることに成功。JLRの日本法人では、F-PACEとランドローバーブランドのクーペスタイルSUV「イヴォーク」といった高い人気を誇る2車種を抑え、E-PACEの販売台数がトップに躍り出る勢いという。

 今回、鎌倉の材木座海岸を基点に、三浦半島の一般道や高速道路でE-PACEに試乗。評判高いベビージャガーの毛並みや脚力など、その生態に肉迫してみた。(時事ドットコム編集部・堀尾晃宏)

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