ベンツ新パワーユニット搭載「S450」試乗

生き残り賭け開発

 メルセデス・ベンツ日本は3月、旗艦車Sクラスのラインアップに新たなパワーユニットを搭載したモデル「S450」を追加すると発表した。

 エンジンは、20年ぶりとなる直列6気筒を採用し、48V電気システムで作動するモーターや電動スーパーチャージャを装備。ベンツが生き残りを賭けて開発した渾身のハイブリッドシステムで、高い環境性能と排気量が上回る8気筒エンジンをしのぐ走りを実現した。

 EUのCO2排出規制が強まる中、ベンツは今後、多気筒エンジンで乗り切るのは難しいと予測。6気筒のガソリンエンジンを軸としたパワーユニットで活路を切り開く英断をした。

 既存の仕組みにとらわれることなく設計を展開。6気筒エンジンの先代比で、約20%のCO2排出量削減と15%以上出力が向上した画期的なユニットを完成させた。

 最新技術をいち早く装備し、時代の先端を走り続けてきたSクラスがまずは活躍の舞台。ベンツの将来を担う、地球環境にやさしいガソリン車が動き始めた。(時事ドットコム編集部・堀尾晃宏)

  • ムービー
  • カーリポート
  • 写真特集

特集

コラム・連載

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ