アウディ新型Q5試乗、ブドウ産地を快走〔1〕

ベストセラーの2代目

 アウディ・ジャパンは10月2日に発売した新型のスポーツ用多目的車(SUV)「Q5」とスポーツタイプ「SQ5」の試乗会を3日から4日間にわたり、山梨県甲州市で開催した。8年ぶりの全面改良となった2代目のQ5。走行状況に応じて自動で前後輪の出力配分を調節する4輪駆動の新機能を搭載したほか、大幅な軽量化を図るなどして動力性能も高めた。(時事ドットコム編集部・堀尾晃宏)

 2008年に誕生した初代Q5は、世界での累計販売は160万台に上り、アウディの看板車種「A4」「A3」に次ぐ中核モデルに成長した。その地位が揺らぐことがないよう、新型には上級モデル「Q7」に搭載された先進技術が数多く注ぎ込まれ、「A4オールロード・クアトロ」に続いて、アウディ伝統の4輪駆動システム「クアトロ」で新機能を装備。昨年操業したばかりの最新鋭工場が生産拠点となる。

 この新たなクアトロは、4輪での走行が基本となるが、回転数や速度、加速、ステアリングの切れ角などの情報を分析。前輪駆動にしたり、後輪へのトルク配分を増やしたりする。0.01秒単位で情報を把握して0.5秒先を予測。2カ所のクラッチをわずか0.2秒で制御する。高い走破性を提供するだけでなく、約3%の燃費向上も期待できるという。

 このほか2代目は、後席の幅を最大100ミリ、床面から天井までの高さも100ミリ広げるなど、室内空間を大型化。荷室容量を10リットル分拡大するなど、利便性も向上した。一方で、ボディーにアルミやスチール素材を多用し、車重を約60キロ削減。これにより高い動力性能も実現した。

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