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弱点補う「ファイブアウト」 バスケット、3点シュート生かす戦術―パリ五輪・JAPANの技

配信
アンゴラ戦で、3点シュートを決める富永(左)=2023年8月、東京・有明アリーナ

アンゴラ戦で、3点シュートを決める富永(左)=2023年8月、東京・有明アリーナ

  • 【図解】バスケットボールのファイブアウト・オフェンスの一例

 バスケットボールで、男女共に日本の攻撃の軸となる3点シュート。それを最大限に生かすのが「ファイブアウト・オフェンス」と呼ばれる戦術だ。

 5人が3点シュートラインの外に位置し、ゴール下にできたスペースを突いて得点を狙う。相手守備がゴール下を阻みにきたら、今度はノーマークとなった外の選手が3点シュートを狙うチャンスが生まれる。海外勢に高さとフィジカルで劣る日本にとって、弱点を補うのに有効なスタイルでもある。

 2021年東京五輪で日本女子を率いたホーバス監督(現男子代表監督)が、米プロ協会(NBA)のウォリアーズなどを参考に戦術を浸透させ、銀メダルを獲得。男子も同監督の下、昨年のワールドカップ(W杯)で開催国枠を除いて48年ぶりとなる五輪出場を決めた。

 ホーバス監督はゴール下へのアタックからの得点と3点シュートを半々の割合で狙い、3点シュート成功率40%を理想とする。実際にW杯で日本が格上のフィンランドを破った一戦では、2点と3点のシュート試投数はほぼ同数で、3点シュート成功率は39.3%をマーク。目標値に近い数字をたたき出せば、おのずと勝利は近づく。

 男子の渡辺雄太は「日本が強いチームに勝つにはこのやり方しかない」と言い切る。今や日本の代名詞となった戦法で、パリでも旋風を巻き起こす。

最終更新:

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