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沈没船に財宝か 数兆円規模、政府が調査開始―コロンビア

配信
南米コロンビア沖のカリブ海で沈没したスペイン海軍の帆船「サンホセ号」(2022年6月、コロンビア大統領府の提供映像より)(AFP時事)

南米コロンビア沖のカリブ海で沈没したスペイン海軍の帆船「サンホセ号」(2022年6月、コロンビア大統領府の提供映像より)(AFP時事)

  • 沈没船「サンホセ号」の調査に関する説明会に参加するボリビアの先住民=22日、コロンビア北部カルタヘナ(ロイター時事)

 【サンパウロ時事】南米コロンビア政府は、同国沖のカリブ海で3世紀前に沈没した帆船の調査を開始した。船には金貨など数兆円規模の財宝が積まれているとみられ、「宝探し」によって実際に見つかるのか関心が集まっている。

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 船は当時南米を支配していたスペイン王国が所有していた海軍の「サンホセ号」で、全長40メートル。1708年に英艦隊の攻撃で沈没した。金貨やエメラルドなど現在価値で200億ドル(約3兆1400億円)を超える財宝を積んでいたという試算もある。世界の「トレジャーハンター」が長年探し求めたが、コロンビア政府が2015年、水深600メートルの深海の底に沈んでいることを突き止めた。

 同国政府は今月22日、調査の第1段階として遠隔地からセンサーを使うなどして、科学的な探査を行うと発表。船に関する状況を詳しく把握する方針だ。財宝が見つかれば、将来的に海中から引き揚げるとみられる。

 同時に、船が沈む海域を「考古学保護区」に指定すると宣言。船を国の歴史を知る上で重要な史料と位置付け、文化遺産としてアピールする狙いがある。AFP通信によると、コレア文化相は「これは宝物ではない。そのようには扱わない」と語った。

 沈没船を巡ってはスペイン政府のほか、財宝が先祖から奪われたものだとしてボリビアの先住民も権利を主張。米国の会社は1980年代にコロンビア政府から取り付けた承認などを理由に、約100億ドル分の権利があるとして、22年12月に常設仲裁裁判所に提訴した。

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