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頼総統「平和と安定守る」 威嚇の激化警戒、市民は静観―台湾

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台湾の超高層ビル「台北101」近くの通りを歩く人たち=4月30日、台北(EPA時事)

台湾の超高層ビル「台北101」近くの通りを歩く人たち=4月30日、台北(EPA時事)

 【台北時事】中国軍が大規模軍事演習を実施した23日、台湾の頼清徳総統は海軍陸戦隊(海兵隊)を視察し「外部の脅威に直面する中、地域の平和と安定を守る」と強調した。台湾当局は、中国が「独立派」と敵視する頼氏や民進党政権への威嚇が激化することを警戒。一方、交通など生活への影響は出ておらず、市民は静観している。

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 頼氏は視察先で「軍に自信を持っている」と強調し、台湾の人々に安心するよう呼び掛けた。また、「引き続き国防改革を推進し、戦力を強化する」と表明。「民主的な台湾を守る決意を世界に示す」と述べた。

 台湾の中央通信社が伝えた識者の分析によると、中国軍の演習名に「A」と付記されていることから、一連の演習の「第一波」となる可能性がある。台湾を封鎖する形の演習は2022年以降3回目。台湾侵攻を想定した演習を段階的に進めているとみられ、当局は警戒を強めている。

 一方、民間航空便など交通への影響は今のところ出ていない。通勤や通学も普段通りで、市民に動揺は見られない。中国軍が22年にペロシ米下院議長(当時)訪台に反発し大規模軍事演習を実施した際には、航空便や船舶の航行が妨げられ、経済的損失が発生した。

最終更新:

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