ウクライナ軍、ハルキウ州で「目に見える戦果」 ゼレンスキー氏

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【キーウAFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、激戦地となっている北東部ハルキウ州で、同国軍がロシア軍に対して「目に見える」戦果を挙げていると主張した。一方で、他の戦線の戦況は「極めて厳しい」と認めた。(写真は、ウクライナ北東部のハルキウ州郊外で、無人機の攻撃によって破壊された民家の瓦礫を撤去する消防士)

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 ロシアは今月10日、ハルキウ州への新たな攻勢を開始。ここ1年半で最大の進撃で複数の小集落を奪取している。

 ゼレンスキー氏は同日夜の演説で、「わが軍はハルキウ州で占領者(ロシア軍)を打ち破り、目に見える戦果を挙げている」と主張。

 一方、東部のポクロウシク、クラマトルスク、クラホベ各都市付近の戦線では、戦況は依然として「極めて厳しい」と認め、「現在、ほとんどの戦闘がそこで行われている」と補足した。

 一方、ロシアがハルキウ州の支配地に一方的に設置した「軍民行政府」のビタリー・ガンチェフ長官は同日、激戦地となっている国境近くの町、ボウチャンスクの「約40%」をロシア軍が制圧していると主張した。

 ガンチェフ氏はロシア国営テレビで「防衛線に深く切り込み、可能な限り敵を倒した」「既にボウチャンスクの北部をほぼ解放した」と述べた。

 ウクライナ軍の報道官は国営メディアに対し、国境地帯の戦況は「依然厳しく、どんどん変化している」と述べた。ただし、ロシア軍との交戦回数は減少傾向にあるとした。

 ゼレンスキー氏は先週、ロシアのハルキウ州への攻勢は「第一波」にすぎず、ウクライナ第2の都市ハルキウ市が狙われる可能性もあると警告していた。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕

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