トランプ氏息子や側近、法廷から証人批判をSNSに投稿

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【ニューヨークAFP=時事】米ニューヨーク州地裁で13日に開かれたドナルド・トランプ前大統領(77)の裁判の傍聴席に、息子のエリック・トランプ氏や側近の上院議員らが現れ、検察側の証人として初出廷したトランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン氏に対する批判をSNSにライブ投稿した。(写真は、米ニューヨーク州地裁で報道陣に向かって話すドナルド・トランプ前米大統領を見守る人々)

不倫口止め、トランプ氏が指示 元腹心が初出廷―NY州地裁

 2016年の大統領選前にトランプ氏が、過去に不倫関係にあったポルノ俳優ストーミー・ダニエルズさんへの口止め料支払いをめぐり業務記録を改ざんしたとされる事件の裁判で、ダニエルズさんは口止め料の13万ドル(約2000万円)をトランプ氏の顧問弁護士だったコーエン氏から受け取ったと証言していた。

 トランプ氏自身はこの裁判を通じて、証人を直接批判すれば収監するとフアン・メルシャン裁判官から警告されている。

 だが、この日は息子のエリック氏や、11月の大統領選でトランプ氏とペアを組む副大統領候補として有力視されているJ・D・バンス上院議員らがトランプ氏が座る被告人席の真後ろに陣取り、証言台に立つコーエン氏に対する痛烈な批判をその場からSNSに投稿した。

 トランプ一家が経営する企業トランプ・オーガニゼーション幹部で、この裁判を傍聴した数少ない親族であるエリック氏は、検察側の質問にコーエン氏が答える中、「これほどリハーサルされたものは見たことがない!」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 バンス氏も「マイケル・コーエンは雇い主の話をひそかに録音していたことを認めた。ごく普通の行動じゃないか?」と皮肉を込めて投稿。

 さらに、トランプ氏が裁判中に居眠りをしているとして大統領候補としての適性に疑問を投げ掛けるメディアを批判し、「ばかげた話だ。私は39歳で、今ここに26分間いるが、すぐにも眠ってしまいそうだ」とも投稿した。

 法廷の後方には、やはりトランプ氏の顧問弁護士だったルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長の息子のアンドリュー・ジュリアーニ氏が座っていた。彼はXに50本を超えるコメントを連投。コーエン氏のことを「有罪判決を受けた重罪人」「うその常習犯」と中傷した。

 また共和党のトミー・タベルヴィル上院議員は休憩中、記者団に対し、自らの「友人」であるトランプ氏への敬意が欠けていると裁判所を批判。「わが国を象徴するニューヨーク市なのに、私が今まで入った中で最も陰鬱(いんうつ)な法廷だ」「今年の大統領選の共和党候補に、精神的苦痛を与えようとしている。これがすべてだ」と政治的動機が背景にあるとの考えを示唆した。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕

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