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金価格、高値圏で推移 中国の買いで急騰

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【図解】各国中央銀行の金購入量

【図解】各国中央銀行の金購入量

  • 【図解】世界の中央銀行による年間金購入量推移

 【ロンドン時事】金価格が高水準で推移している。中国などの中央銀行や投機筋による買いが相場を押し上げ、2月下旬以降、史上最高値を相次いで更新。中東情勢の緊迫化も材料に4月には一時1オンス=2400ドル(約37万円)を超え、年初来の上昇率は2割弱に達した。底堅い需要が見込まれており、当分は高値圏での取引が続きそうだ。

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 産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、1~3月期の相対取引を含めた金需要は世界全体で、前年同期比3%増の1238トン。このうち中国は12.7%増と急拡大した。

 英オンライン貴金属地金商大手ブリオンボールトは、西側諸国がロシアにドル資産を使えないようにする制裁を科したことを受け、新興国などの中銀は外貨準備で金の割合を高めていると指摘。世界の中銀の金購入は2023年に1037トンと、22年に次ぐ過去2番目の高水準に達した。中国は今年3月まで17カ月連続で金の準備高を増やした。

 中国では、金購入の動きが投機筋にも波及。同社は「投機筋は安定した需要を当て込み、相場が上昇しても今が買い時とみて購入している」と分析する。

 金購入熱は、最近の急上昇でいったん落ち着いたもようだ。ただ、中国の外貨準備における金の割合は5%弱とされ、今後も金買いを続けると見込まれている。投資家は根強い先高観を背景に、買い場をうかがっている。

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