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推し活、商戦多様化 社会貢献活動へ広がり

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アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」とコラボした防災イベントで、ファンが参加した救命講習会=3月10日、東京都江東区(バンダイナムコエンターテインメント提供)

アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」とコラボした防災イベントで、ファンが参加した救命講習会=3月10日、東京都江東区(バンダイナムコエンターテインメント提供)

  • 東芝の「スマートレシート」で発行したラグビーチームの選手のメッセージ入り電子レシート=2月24日、東京都港区(同社提供)

 好きなキャラクターやアイドルなどを応援する「推し活」の製品やサービスが多様化し、一大市場となっている。グッズ販売などの消費が引き続き好調なほか、最近は防災など社会貢献活動にも広がりを見せる。

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 調査会社の矢野経済研究所は、2023年度のキャラクタービジネス市場を前年度比1.4%増の2兆6508億円と予測する。調査対象はライセンス契約によるキャラクターの商品化や映画、漫画などへの展開に限定しており、周辺産業も含めた市場規模の大きさがうかがえる。

 推し活は防災分野にも広がってきた。3月9、10日には「アイドルマスター ミリオンライブ!」とコラボした防災イベントが東京都江東区で開かれ、昨年を上回る約3万3000人が来場。出展した企業や団体ごとに担当キャラクターを決め、防災関連の体験を通じてブロマイドがもらえる仕組みにした。

 コンテンツを提供するバンダイナムコエンターテインメントの担当者は「反響は予想以上」と語る。救命医師でイベント発起人の本間洋輔さんは「『好き』には物を動かす力がある。キャラクターとコラボすることで防災が知られるようになった」と強調する。

 消費活動も活発だ。今月は推し活グッズの展示会が東京ビッグサイトで開催された。企業向けとしては初の催しで、3日間で約2万人を動員。コンサート用のうちわといったものから、グッズを飾る収納棚やぬいぐるみと一緒にお出掛けができるバッグなど商材はさまざまだ。

 このほか、東芝は2月、電子レシートアプリ「スマートレシート」を活用し、ラグビー・リーグワンに参戦している「東芝ブレイブルーパス東京」の所属選手のメッセージ入り電子レシートを試合会場で発行。今後の展開も模索している。

 ゲーム大手セガによると、コロナ禍以前に比べ若年女性のゲームセンター利用者数の構成比は4%前後増えているという。これを推し活効果と見て、アーティストやアニメとコラボした写真シール印刷機「プリクラ」、クレーンゲームの景品を展開。体験消費を強化すべく、4月には新会社を立ち上げる。

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