日本、８強の壁破れず　スペインに１―２―Ｕ１７Ｗ杯サッカー

　【スラカルタ（インドネシア）時事】サッカーのＵ１７（１７歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）インドネシア大会は２０日、スラカルタで決勝トーナメント１回戦が行われ、日本はスペインに１―２で敗れた。３大会連続で決勝トーナメントに駒を進めたが、またもベスト８への壁は破れなかった。

日本、８強ならず　スペインに１―２―Ｕ１７Ｗ杯サッカー

　前半８分に点を取られ、その後追い付いたものの、後半に勝ち越された。「相手が持つ場面が増える中、注意していたのに失点してしまった」と本多（湘南Ｕ１８）は振り返り、小杉（同）も「甘くてこういう形になった。これが今の実力」と唇をかみしめた。
　ただ前半、点を取られた後はゲームをコントロールできていた。佐藤（Ｆ東京）は「ボールを失う機会はそんなになかった」。得点を決めた名和田（鹿児島・神村学園高）も「勝たないと意味がない」と反省を口にしつつ、「自分の強みである振り抜く力をストロングポイントとして成長していきたい」と、世界に通じた部分を今後に生かすことを誓った。