異例ずくめの試合２日前　サッカー日本代表

　日本代表スタッフが練習の準備を進めていると、すぐ隣のグラウンドでシリア代表の練習が始まった。スタッフの１人は「何で同じ時間に」と苦笑い。シリアの開始から約３０分後に日本の練習もスタート。異例の試合前調整となった。

守田、シリアを警戒　問われるバランス感覚―サッカーＷ杯予選

　穴あきの黒いシートを境に、両チームのＧＫ陣が背中合わせとなる形で練習を実施。シリア側からは何度もボールが飛んできたが、「森保さんから、『相手ではなく、自分たちがやるべきことに集中しよう』と言われて、その通りだと思った」とＧＫ大迫。乱されることはなかった。
　さらにこの日は、ジッダで年に数回という降雨が。久保が「このくらいなら全然大したことはない」と表現した暑さが、さらに和らぐ雨となった。（ジッダ時事）