山崎育三郎、「トッツィー」劇中歌を披露　「半分ドロシー、半分育三郎」で製作発表会見に

　来年１月に開幕するミュージカル「トッツィー」の製作発表会見が東京都内で行われ、主演の山崎育三郎をはじめとするキャストが出席した。

　ダスティン・ホフマンが主演した映画が原作のミュージカルの日本初演版で、売れない俳優のマイケル・ドーシーが女装し、ドロシー・マイケルズとして一躍スターになる物語。会見で山崎は劇中歌を歌唱し、赤いドレス姿への“早替え”も披露。その姿で質疑応答に参加し、「半分ドロシー、半分育三郎。『ドロ三郎』です」と心境を表現した。

　今回、キャストはオーディションで選ばれたそう。山崎は「２年ぐらい前から発声を勉強し直し、女性のソプラノのキーで歌うトレーニングをしてみたりとか。オーディションは、かなり頑張りました」と振り返った。

　役作りでは岡山在住の祖母を参考にするといい、「自分の誕生日にドレスアップして『愛の讃歌』を歌うような祖母です」と山崎。「（同作のツアーは）岡山公演がラスト。楽しみにしてくれています」と話していた。

　東京・日生劇場で来年１月１０日から３０日まで上演。同２月から３月にかけて大阪、名古屋、福岡、岡山の各公演が行われる。