古川雄大、帝国劇場での単独初主演「自分の歩みを感じながら」　ミュージカル「ＬＵＰＩＮ」に意欲

　古川雄大が怪盗アルセーヌ・ルパン役で主演するミュージカル「ＬＵＰＩＮ　～カリオストロ伯爵夫人の秘密～」が、東京・帝国劇場で９日に初日を迎えた。

　今作は「怪盗ルパン」シリーズをベースとした新作ミュージカル。ルパンやカリオストロ伯爵夫人、シャーロック・ホームズなどのキャラクターが多数登場する。古川は初日の公演前に取材に応じ、「見どころが盛りだくさんで、圧倒的なオールスター感がある作品」とアピール。劇中ではルパンが頻繁に変装するため、「早替えが多い。舞台袖でも、すごく動いています」と明かした。

　帝国劇場での上演作品の主役を単独で務めるのは初めてで、「小学生の頃に遠足に行く前日のような、高揚感で眠れない感覚を何十年ぶりに味わいました」と古川。「（同劇場の舞台に『エリザベート』の）ルドルフ役で初めて立ってから１１年。自分が歩んできた歴史を感じ、一つ一つをかみしめながら舞台を務めたい」と意欲を見せた。

　同所で２８日まで。１２月から来年２月にかけて名古屋・大阪・福岡・長野の各公演が行われる。