• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

イスラエルに厳しい非難 ガザ緊張緩和目指す―エジプトで「平和サミット」

配信
21日、カイロでの「カイロ平和サミット」に出席するパレスチナ自治政府のアッバス議長の到着を映すスクリーン(AFP時事)

21日、カイロでの「カイロ平和サミット」に出席するパレスチナ自治政府のアッバス議長の到着を映すスクリーン(AFP時事)

  • 21日、カイロで開催された「平和サミット」で、発言するエジプトのシシ大統領(中央)を映すスクリーン(AFP時事)

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザ情勢の緊張緩和に向けた国際会議「カイロ平和サミット」が21日、エジプトのカイロで行われた。会議では各国からガザで軍事作戦を続けるイスラエルへの厳しい非難の声が相次ぎ、パレスチナ自治政府のアッバス議長はイスラエルが民間人に対する「無差別攻撃を行っている」と訴えた。

周辺国の調停本格化 エジプトで国際会議開催へ

 イスラエルは7日に同国内への奇襲攻撃を仕掛けたイスラム組織ハマスの壊滅を目指すが、アッバス氏は「住民の避難所になっている病院や学校も標的になっている」と主張。ガザへの人道支援も「イスラエルが妨害してきた」と指摘した。

 ヨルダンのアブドラ国王は、イスラエルによる「戦争犯罪」を糾弾した。南アフリカのラマポーザ大統領らもイスラエルの対パレスチナ政策を批判した。会議を呼び掛けたエジプトのシシ大統領はガザで深刻化する人道状況を憂慮し、「危機解決に向けたロードマップ」策定への意欲を示した。

 サウジアラビアのファイサル外相は、イスラエルによるガザでの住民退避通告の関連で、「パレスチナ人の強制移住の試みを全て拒否する」と述べた。国連のグテレス事務総長は、ガザ住民に支援物資を届けるための「人道停戦」を提唱した。

 会議にはアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領や欧州連合(EU)のミシェル大統領らも参加。日本からは上川陽子外相が出席した。ロイター通信によると、ガザで軍事作戦を続けるイスラエルに強い影響力を持つ米国は、駐エジプト臨時代理大使の出席にとどめた。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ