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「投高打低」は今季も パの3割打者、わずか2人―プロ野球

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今季、パ・リーグの首位打者となったオリックスの頓宮=5月23日、ほっともっと神戸

今季、パ・リーグの首位打者となったオリックスの頓宮=5月23日、ほっともっと神戸

 プロ野球のパ・リーグは10日にレギュラーシーズンの全日程が終了した。各個人成績も確定し、打率3割に到達したのはオリックスの頓宮裕真とソフトバンクの近藤健介の2人のみ。パでは昨季、1度の完全試合を含む4度の無安打無得点試合(セ・リーグは1度)が達成されるなど快投が目立った。今季も同様に「投高打低」の傾向が顕著に表れた。

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 初の首位打者となった頓宮の打率3割7厘は、パでは1976年の太平洋(現西武)の吉岡悟の3割9厘を下回る最も低い打率。本塁打部門ではロッテのポランコら3人が26本でタイトルホルダーとなったが、2012年に西武の中村剛也が27本で本塁打王になって以来の20本台での獲得だった。

 ここまで「投高打低」となった要因は―。昨季パ首位打者に輝いた日本ハムの松本剛は投手レベルの向上を一因に挙げる。

 松本剛自身も今季は打率2割7分6厘と昨季の3割4分7厘から大きく数字を落としたが、リーグ5位。「3割打てるチャンスがあった」と振り返りつつ、「出てくる投手みんな、球が速い。それで変化球も操れる投手も増えてきたので、ボール球で勝負できる投手が多い」と分析。実際にパで3連覇を果たしたオリックスは先発に加え、救援陣の多くが150キロを超える直球をずばずばと投げ込む。

 他にも球の回転数が数値化されるトラックマンなどの導入や、ストライクゾーンの変化も理由の一つと考えられる。来季以降もこの傾向に拍車がかかるのか、それとも打者が意地を見せるのか。ペナントレースの行方とともに、見どころの一つとなりそうだ。

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