• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

2030年W杯、異例の広域開催 サウジ招致に傾く風―FIFA

配信
スイスのチューリヒにある国際サッカー連盟(FIFA)本部=2007年10月(EPA時事)

スイスのチューリヒにある国際サッカー連盟(FIFA)本部=2007年10月(EPA時事)

 【ロンドン時事】サッカーのワールドカップ(W杯)2030年大会が、スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国で共催されることが4日、国際連盟(FIFA)理事会で事実上決まった。W杯100周年を記念して、1930年に第1回大会を開催したウルグアイをはじめ、アルゼンチン、パラグアイの南米3カ国でも1試合ずつ行う。欧州、アフリカ、南米の3大陸、6カ国にまたがる異例の広域開催となる。

アジア連盟、サウジ招致を支持 34年W杯サッカー

 米国、カナダ、メキシコの3カ国共催となる26年大会から、出場チーム数は32から48に増加。30年大会も拡大路線は止まらず、一部のチームは季節の異なる南半球と北半球を移動して試合を行うことになる。選手の負担は大きく、ファンや環境への配慮も欠くと批判の声が上がっている。

 30年大会の開催地は、24年後半に決まる予定だった。正式決定は来年の総会だが、FIFAが開催候補地を絞り込んだことにより、1年前倒しで固まった。同じ大陸での開催は2大会の間隔を空ける原則に従い、34年大会はアジアとオセアニアが対象となる。

 FIFAの発表直後、国家事業としてサッカーへの投資を掲げ、30年大会にも関心を示したサウジアラビアが、34年大会の招致を目指す意向を表明。アジア連盟も支持する声明を出した。中東初開催となった昨年のカタール大会が、11月開幕で成功した前例も背中を押す。サウジの34年開催まで見据えたFIFAの思惑が透けて見える。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

スポーツ総合用語

スポーツ総合

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ