ＤｅＮＡの東が投手２冠　牧は打点王と最多安打―プロ野球セ・リーグ

　プロ野球セ・リーグは４日、レギュラーシーズン全日程が終了し、個人タイトルが決まった。投手部門で東（ＤｅＮＡ）が最多勝（１６）、勝率第１位（８割４分２厘）の２部門でトップ。いずれも初の受賞となった。
　優勝した阪神からは、村上が最優秀防御率（１．７５）、岩崎が最多セーブ（３５）を獲得し、ともに初タイトル。最多奪三振は今永（ＤｅＮＡ）が１７４個で初、最優秀中継ぎは４２ホールドポイントを挙げた島内（広島）が初めて輝いた。
　打撃部門では、岡本和（巨人）が２年ぶり３度目の最多本塁打（４１）を獲得。宮崎（ＤｅＮＡ）が打率３割２分６厘で６年ぶり２度目の首位打者に輝いた。最多安打は中野（阪神）と牧（ＤｅＮＡ）が１６４本で分け合い、ともに初受賞。牧は初の最多打点（１０３）も手にした。最高出塁率は大山（阪神）が４割３厘で初。近本（阪神）は２８盗塁で２年連続４度目の最多盗塁を獲得した。　
　

首位打者　　　宮崎　敏郎（Ｄ）(2)．３２６　
最多本塁打　　岡本　和真（巨）(3)　４１　
最多打点　　　牧　　秀悟（Ｄ）(1)　１０３　
最多盗塁　　　近本　光司（神）(4)　２８　
最高出塁率　　大山　悠輔（神）(1)．４０３　
最多安打　　　中野　拓夢（神）(1)　１６４　
　　　　　　　牧　　秀悟（Ｄ）(1)　１６４　
最優秀防御率　村上　頌樹（神）(1)　１．７５　
最多勝利　　　東　　克樹（Ｄ）(1)　１６　
最多奪三振　　今永　昇太（Ｄ）(1)　１７４　
勝率第１位　　東　　克樹（Ｄ）(1)．８４２　
最多セーブ　　岩崎　　優（神）(1)　３５　
最優秀中継ぎ　島内颯太郎（広）(1)　４２　
（カッコ数字は獲得回数。「勝率第１位」は１３勝以上。「最優秀中継ぎ」のポイントはホールド３９＋救援勝利３）