「2強」に続いた真野 アジア大会・陸上
2023年10月04日23時19分
今季苦しんでいた男子走り高跳びの真野が銅メダルで締めくくった。2メートル26、2メートル29をともに一発でクリア。「26で感覚をつかんで、29でそれを再現できた」。今季自己ベストの記録を出し、東京五輪金メダルのバルシム(カタール)、今季ダイヤモンドリーグ・ファイナルを制した禹相赫(韓国)の「2強」に続いた。
世界選手権では昨年8位に入賞した実力者だが、今年は予選で2メートル18にとどまり敗退。修正ポイントとして考えていた助走の流れと踏み切りに、今大会で手応えを得た。「日本記録を狙える跳躍の感覚が戻ってきた。しっかり冬季練習を頑張っていきたい」と誓った。 (時事)