アジアの農業高度化支援　日本の技術活用へ―ＡＳＥＡＮ農水相

　【クアラルンプール時事】日本と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は４日、初の日ＡＳＥＡＮ農林相会合をクアラルンプール市内で開き、日本の技術で農業の高度化を支援する「日ＡＳＥＡＮみどり協力プラン」事業を始めることで合意した。日本からは宮下一郎農林水産相が出席した。

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　事業は、日本の農林水産省が食料自給率と農業の持続可能性の向上を目指して国内で取り組んでいる「みどりの食料システム戦略」を活用。この中で蓄積した技術や知識をＡＳＥＡＮ諸国と共有する。宮下農水相は会合後の記者会見で「参加各国から高い評価があった」と語った。