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西側の弾薬不足を指摘 NATOと英高官

2023年10月04日19時08分

北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長=9月16日、オスロ(EPA時事)

北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長=9月16日、オスロ(EPA時事)

 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長は3日、ポーランドのワルシャワで開催された会合で、西側諸国の弾薬備蓄の状況について「たるの底が見えている」と述べ、生産体制強化の必要性を改めて強調した。英BBCが伝えた。

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 バウアー氏と同じ会合に出席したヒーピー英国防担当閣外相も、弾薬備蓄は「少し乏しい」との認識を示した。一方で、弾薬不足を理由に「(支援を)やめることはできない」とも話し、NATO加盟国に対して国防支出を増やすよう訴えた。
 ロシアによるウクライナ侵攻後、同国の弾薬消費に対して生産が追い付いていないことが問題となっている。西側諸国は自国の備蓄からウクライナに弾薬を供与し、生産拡充に取り組んでいるが、対応の不十分さが改めて浮き彫りとなった格好だ。

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