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北朝鮮、相次ぎ西側批判 衛星打ち上げ前に緊張醸成か

2023年10月05日07時07分

北朝鮮の軍部要人と話す崔善姫外相(右)=9月13日、ロシア極東アムール州(ロイター時事)

北朝鮮の軍部要人と話す崔善姫外相(右)=9月13日、ロシア極東アムール州(ロイター時事)

 【ソウル時事】北朝鮮が9月末以降、米国など西側諸国や国際機関を批判する談話を相次いで発表している。北朝鮮は10月に軍事偵察衛星を打ち上げると予告。初の打ち上げ成功をにらみ、国際情勢の緊張をあおる「世論戦」に乗り出したもようだ。

憲法に核戦力の高度化明記 正恩氏「質・量を急速に強化」―北朝鮮

 北朝鮮国防省報道官は4日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表。米国防総省が先月発表した大量破壊兵器に対する戦略で、北朝鮮を「持続的な脅威」と見なしたことに「軍事・政治的挑発だ」と反発した。
 談話は、9月26、27両日に開かれた最高人民会議(国会に相当)で、憲法に「核戦力の高度化」を明記すると決定したことを踏まえ、軍事的挑発も辞さない構えを強調。米国に「最も圧倒的で持続的な対応戦略で対処していく」と主張した。
 これに先立ち、崔善姫外相は9月30日に談話を出し、国連安保理の非公開会合開催を非難した。さらに、ロシアとの関係強化を正当化する外務次官談話や、国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮の核開発を非難する決議を採択したことを糾弾する原子力工業省の談話などが続けて発出されている。
 北朝鮮は、今月10日に朝鮮労働党創建から78年の記念日を迎える。この前後に、今年5、8月に続く3回目の偵察衛星の打ち上げに踏み切り、国威発揚を図るとの見方が出ており、北朝鮮による挑発が頻発しそうだ。

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