美作市議に罰金100万円 市議長選で贈賄申し込み―岡山簡裁
2023年10月04日17時06分
市議会議長に再選するため、同僚市議4人に現金計20万円の供与を申し込んだとして、岡山県警が贈賄申し込み容疑で、美作市の鈴木悦子市議(74)を書類送検していたことが4日分かった。岡山区検が略式起訴し、岡山簡裁は9月27日付で罰金100万円の略式命令を出した。鈴木市議は即日納付したという。
起訴状によると、鈴木市議は3月17日、市議会の正副議長室で市議4人に対し、自分への投票を依頼する趣旨で現金計20万円の供与を申し込んだとされる。
美作市議会は定員18人。議長選は4月14日に行われて3人が立候補し、鈴木市議は5票で次点だった。