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円、150円台下落で乱高下 介入観測に市場警戒―物価高の影響懸念

2023年10月04日20時38分

 4日の東京外国為替市場は、円相場が1ドル=148円台後半に上昇した。前日のニューヨーク市場で一時150円台に下落したが、直後に147円台まで急騰。政府・日銀による円買い・ドル売り介入の観測が広がり、積極的に円を売る動きは弱まった。午後5時現在は148円84~85銭と前日比95銭の円高・ドル安。

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 ニューヨーク市場での円相場の乱高下について、「介入もしくは、(日銀が為替相場の水準を照会する)『レートチェック』が入った可能性がある」(邦銀)などの見方が出ていた。原油価格が高止まりする中、円安が進行すれば輸入物価が高騰し、家計・企業への負担が高まることは避けられない。あるエコノミストは「政府も円安については対応せざるを得ないだろう」と指摘する。

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