東京株、3万1000円割れ 600円超安
2023年10月04日12時14分
4日午前の東京株式市場は、前日に米国株が大幅下落した流れを引き継いで全面安の展開となり、日経平均株価は3万1000円を大きく割り込んだ。米国の金融引き締めが長期化するとの観測から投資家心理が悪化し、下げ幅は一時600円を超えた。取引時間中の3万1000円割れは6月1日以来、約4カ月ぶり。午前の終値は、前日比603円05銭安の3万0634円89銭。
プライム市場銘柄の9割前後が下落した。市場関係者からは、「米国の長期金利が時間外取引でも上昇しており、4日の米国株も下落するとの警戒感から売りが続いている」(大手証券)との声が聞かれた。