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デング熱猛威、死者1000人超 過去最悪、気候変動影響か―バングラ

2023年10月03日16時11分

2日、バングラデシュの首都ダッカにある病院で、デング熱の治療を受ける人々(AFP時事)

2日、バングラデシュの首都ダッカにある病院で、デング熱の治療を受ける人々(AFP時事)

 【ニューデリー時事】バングラデシュでデング熱が猛威を振るい、今年の死者が1000人を超えた。記録を取り始めた2000年以降最悪という。気候変動が影響しているとみられ、世界保健機関(WHO)は世界的な流行拡大に警戒を呼び掛けている。

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 デング熱は、蚊が媒介する感染症で、熱帯や亜熱帯を中心に発生。急な発熱や頭痛などを引き起こし、まれに重症化する。バングラデシュでは特に広がりやすく、例年6~9月ごろのモンスーン期に流行する。
 同国の保健当局は1日時点のデング熱による死者が17人増の1006人に達したと発表。既に前年の死者数281人を大幅に上回っている。今年は20万人以上が感染し、全土で9200人超が入院中という。

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