総選挙「大成功」と主張 絶対君主君臨のエスワティニ
2023年10月03日14時09分
【ムババーネAFP時事】アフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)の政府報道官は2日、野党がボイコットする中で9月29日に実施された総選挙について、「大成功だった」と主張した。選挙管理当局は男性51人と女性8人が下院議員として選出されたと発表。ただ、権限は国王への助言にとどまる。
エスワティニでは、国王ムスワティ3世が37年にわたり権力を握り、法律の上に立つ存在として君臨している。政府は総選挙が「自由かつ公正」で「民主的」だったと自賛した。