• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

先輩の偉業に迫る広瀬 最多本塁打記録にあと4本―東京六大学野球・慶大

2023年10月03日05時33分

秋季リーグの法大戦で打席に立つ慶大の広瀬=9月25日、神宮球場

秋季リーグの法大戦で打席に立つ慶大の広瀬=9月25日、神宮球場

  • 秋季リーグの法大戦、慶大・広瀬の打撃=9月25日、神宮球場

 慶大の広瀬隆太内野手(22)が9月23日の法大1回戦で今季1号本塁打を放ち、プロ野球・元巨人の高橋由伸が持つ東京六大学野球の通算最多記録となる23本塁打にあと4本に迫った。残りは2カード。春は5本塁打を放っているだけに、慶大の偉大な先輩にどこまで迫れるのか、期待が高まっている。

慶大の広瀬2ラン、歴代5位タイ

 法大戦では、好投手の篠木の抜けたカットボールを見事にはじき返した。秋のリーグ戦が始まる約2週間前に右手首を痛めたが、持ち味の長打力を見せつけた。
 春は本塁打が出た一方で、打率は1割9分2厘と確実性を欠いていた。「打ち急いでタイミングを崩されている部分が課題だった」。今は「とにかくゆったりとタイミングを取ることをテーマにやっている」。今季1号も、直球を待ちながら反応できた一発で「打った感触は良かった」と手応えを感じている。
 堀井監督から「いるだけで(相手投手に)プレッシャーをかけられる。技術的に高いものを持っている」と絶大な信頼を寄せられ、チームメートからは頻繁に助言を求められる好打者。広瀬自身に記録への意識はなく、「力んでしまっては意味がない。結果は結果として、自分のやるべきことをできればいい」と、自然体で臨む。

関連記事

こんな記事も

野球

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ