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「完全に決別」「痕跡無くす」 決意の言葉、淡々と―ジャニーズ会見

2023年10月02日19時46分

記者会見するジャニーズ事務所の(右2人目から左へ)東山紀之社長、井ノ原快彦氏ら=2日午後、東京都千代田区

記者会見するジャニーズ事務所の(右2人目から左へ)東山紀之社長、井ノ原快彦氏ら=2日午後、東京都千代田区

 「ジャニー喜多川氏と完全に決別する意志を示す」。ジャニーズ事務所が2日、性加害問題で開いた2回目の記者会見。東京都内のホテルに集まった約300人の報道陣を前に、東山紀之社長(57)は淡々とした口調で社名変更の理由を説明した。

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 「すべてが後手後手に回っていた。内向きだった」。東山社長は社名を残す方針を示した9月7日の会見に対し、被害者やスポンサーなどから反発があったことに触れ、「信頼を大きく損なってしまった」と後悔と反省の念をにじませた。その上で、タレントのマネジメントを担う新会社の社長として「新しい考え方、時代に沿ったスタイルでつくっていきたい」と語った。
 会見には東山社長のほか、新会社の副社長に就任する元V6の井ノ原快彦氏(47)と弁護士2人が出席。藤島ジュリー景子前社長は欠席し「事務所を廃業し、ジャニー喜多川の痕跡を、この世から一切無くしたい」などと記した文書を公表した。
 4時間余りに及んだ前回の会見と異なり、この日は1社1問で2時間までに制限。終了時間が近づくと、指名されない記者から怒号が飛んだ。井ノ原氏が「(放送を見る)子どもたちにルールを守る大人の姿を見せたい。落ち着いて」と呼び掛け、拍手が起こる場面もあった。

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