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10代ペア、勢い続かず 大舞台で貴重な経験も―アジア大会・卓球

2023年10月02日16時23分

卓球女子ダブルスで銅メダルを獲得した張本美和(左)、木原美悠組=2日、中国・杭州(AFP時事)

卓球女子ダブルスで銅メダルを獲得した張本美和(左)、木原美悠組=2日、中国・杭州(AFP時事)

  • 卓球女子ダブルス準決勝、ポイントを奪われ、厳しい表情を見せる張本美和(右)、木原美悠組=2日、中国・杭州
  • 卓球女子ダブルス準決勝でプレーする張本美和(左)、木原美悠組=2日、中国・杭州

 10代ペアは本気で頂点を狙っていた。だからこそ、15歳の張本美は「悔しいという言葉しか出てこない」。木原と組んでたどり着いた女子ダブルス準決勝で、世界ランキング1位の韓国ペアの前に散った。

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 出だしは木原がサービスで崩し、張本美の強打で攻める3球目攻撃が効いた。幸先良く第1ゲームを先取したものの、「相手は経験豊富で本当に強かった」と木原。徐々に対応を許し、一気に4ゲームを連取された。
 準々決勝では強豪の孫穎莎、王曼※(※日の下に立)組(中国)を真っ向勝負で破り、敵地のファンを驚かせた。その勢いは続かなかったが、木原は「やれることはやった」と受け止めた。
 2000年生まれの早田と平野らに続く世代として期待される張本美は、「大きな舞台で、このようないい経験をさせてもらったことは本当に幸せだった」。将来有望な二人にとって、実りのある時間になった。 (時事)

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