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本塁打王の大谷、速球への対応力増す ストライクゾーン「征服」―米アナリスト

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米大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するアドラー氏(本人提供)

米大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するアドラー氏(本人提供)

 米大リーグでア・リーグ最多の44本塁打を放ち、日本選手で初めて本塁打王に輝いたエンゼルスの大谷。メジャー6年目で初めて打率3割もマークした。圧倒的な長打力に確実性が加わり、進化を遂げた様子がうかがえる。

大谷が本塁打王、日本勢初 44本、6年目で打撃初タイトル―米大リーグ

 大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するデービッド・アドラー氏は「特に速球への対応が際立つ」と指摘する。今季はフォーシームに対してリーグトップの打率4割2厘をマーク。3割5厘だった昨季から大きく上昇した。「昨年との一番の違いは確実性が増したこと。微修正だが、よりコンパクトなスイングに変えたことで速球を安打にする確率が上がった」とみている。

 大谷に対する投球について、アドラー氏は「シーズン序盤は流行のスイーパー(通常のスライダーより横に大きく曲がる変化球)を投げてくる投手もいたが、早々に攻略したことで高めの速球を軸とする配球になった」と分析する。大谷はその変化に対応。フォーシームを捉えた本塁打は14本に達し、長打率8割1分8厘という極めて高い数字を残した。昨季の10本、5割5分4厘から大幅に向上した。

 また、昨季は外角高めの球を本塁打にしたケースがなかったが、今季は9分割されたストライクゾーンのどの部分でもアーチを放った。「全てのコースの全ての球種をハードヒットしている。ストライクゾーンを完全に征服した」とアドラー氏は目を見張る。実際、今季は全球種に対して90マイル(約145キロ)以上の平均打球速度を記録。「これは彼のキャリアで初めて。これまで以上に(どの球種も)バットの芯でボールを捉えているということ」。数多くの選手のデータと向き合ってきた同氏は、今季の大谷に感嘆の声を上げた。 (ニューヨーク時事)

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