大垣日大高の阪口監督が退任 甲子園40勝の79歳、健康理由に―高校野球
2023年10月02日14時52分
高校野球の監督として、甲子園に春夏通じて35度出場し通算40勝を挙げている岐阜・大垣日大高の阪口慶三監督(79)が2日、大垣市の同高で記者会見して退任を正式発表した。理由について「健康上のもの。今年に入り疲れが残るようになった」と説明。「無我夢中の毎日を送ってきた。非常に楽しい(監督としての)57年間だった」と振り返った。退任は12月末の予定。
阪口監督は愛知・東邦高、愛知大を経て東邦高の監督に就任。1977年夏の全国選手権大会で準優勝に導き、春の選抜大会では88年に準優勝、89年に優勝。2005年から大垣日大を指揮し、07年の選抜大会で準優勝した。何度も踏み入れた甲子園について「人生そのもの」と語った。