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エンゼルスの大谷、日本人初の本塁打王 ア・リーグ1位の44本―米大リーグ

2023年10月02日10時09分

レッズとのダブルヘッダー第1試合で44号2ランを放つエンゼルスの大谷=8月23日、アナハイム

レッズとのダブルヘッダー第1試合で44号2ランを放つエンゼルスの大谷=8月23日、アナハイム

  • 【図解】大谷翔平の今季の主な本塁打
  • ダイヤモンドバックス戦で30号本塁打を放ち、ベンチで祝福されるエンゼルスの大谷(中央)=6月30日、アナハイム

 【アナハイム時事】米大リーグは1日、ア・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、エンゼルスの大谷翔平選手(29)がア1位の44本塁打で日本選手として初めて本塁打王に輝いた。

【写真特集】投打「二刀流」大谷翔平 2023年

 メジャー6年目の大谷は「大リーグでこれまで活躍された偉大な日本人選手たちのことを考えると、大変光栄で恐縮しています。この目標を達成するのに協力してくれたチームメート、コーチングスタッフ、ファンに感謝します」とコメントした。
 6月にメジャー通算150号、日米通算200号の節目を迎え、月間15本塁打と量産。7月には3試合連続本塁打や3打席連発も記録した。8月23日に44号を放った後は数字が伸びず、損傷が判明した右肘靱帯(じんたい)の手術などのため9月3日を最後に欠場したが、トップを守った。
 今季開幕前の3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献。シーズンに入っても投打の二刀流で活躍した。打者としては自己最高の打率3割4厘と、95打点をマーク。投手としては10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績で、大リーグ史上初となる2年連続の「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。46本塁打と9勝を挙げた2021年以来2度目となる最優秀選手(MVP)受賞も有力視されている。 
 9月19日に2度目の右肘手術を受けており、来季は打者に専念し、投手復帰は25年になる見込み。オフはフリーエージェントになり、新たな契約の行方が注目される。
 大リーグ打撃主要3部門(打率、本塁打、打点)での日本勢のタイトル獲得者は、これまで01年と04年に首位打者になったイチロー(当時マリナーズ)のみ。

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