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佐藤拳、反省の銀  「まだまだ弱い」―アジア大会・陸上

2023年09月30日23時22分

陸上男子400メートル決勝で力走する佐藤拳太郎(右)=30日、中国・杭州

陸上男子400メートル決勝で力走する佐藤拳太郎(右)=30日、中国・杭州

  • 陸上男子400メートルで銀メダルを獲得した佐藤拳太郎=30日、中国・杭州

 男子400メートル決勝。7月のアジア選手権王者の佐藤拳は最後の直線で猛烈に追い込んだが、アジア記録保持者のマスラヒ(サウジアラビア)に0秒02及ばなかった。「あそこで勝ち切れないのが、まだまだ弱いところ」。銀メダルにも反省が口を突いて出た。
 けがに苦しんだ昨年は自身の走りを徹底的に見直し、今季序盤で自己ベストを8年ぶりに更新。8月の世界選手権は決勝進出こそ逃したものの、予選で高野進が持っていた日本記録を32年ぶりに塗り替える44秒77をマークした。
 連戦の疲労が残る中、陸上選手団の男子主将はきっちり表彰台を確保。それでも「高いアベレージで走る選手が強い選手。言い訳にできない」。あくまで見据えるのは世界大会の決勝。「最後まで自分のしたい動きができるようになってきた。これをさらに高いスピードでできるように」。パリ五輪を翌年に控え、28歳の意欲は尽きない。 (時事)

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