ＤｅＮＡ、２位浮上に望み　今永粘投、ソト決勝２ラン―プロ野球

　ＤｅＮＡが２位浮上に望みをつないだ。三浦監督が繰り返す「チームだから、打てない時は守ってやる、打たれた時は打ち返してやる」との言葉を象徴するように、一丸となって逆転勝ちした。

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　先発今永は一回に２点を失ったが、そこから立て直す。毎回のように走者を出しながらも変化球でうまくかわし、６回２失点。「勝ったことで粘ったと言ってもらえる。（捕手の山本）祐大をはじめ、野手のみんなに感謝したい」と頭を下げた。
　エースの粘りに打線も奮起。０―２の七回に敵失でもらった好機を逃さず追い付き、迎えた九回１死二塁で打席にはソト。「何としても勝ちたかった」。田口の直球を捉えてバックスクリーンへ決勝２ランを放った。値千金の一発を監督は「全員の、ベンチの気持ちが乗り移ったようだった」とたたえた。
　指揮官はこれで監督通算２００勝を達成。「選手たちが頑張ってくれたおかげ」と記念の白星を喜びつつ、「うちは勝っていくしかない。あしたも全員で戦っていく」と一戦必勝を誓った。