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併合1年、演説で正当化 ロシア大統領、ドローン恐れ?初の集会見送り

2023年10月01日07時11分

29日、ロシア・モスクワの「赤の広場」で、ウクライナ東・南部4州「併合記念日」前に開かれた官製集会(AFP時事)

29日、ロシア・モスクワの「赤の広場」で、ウクライナ東・南部4州「併合記念日」前に開かれた官製集会(AFP時事)

  • ウクライナ東・南部4州「併合記念日」にテレビ演説するロシアのプーチン大統領=国営メディアが30日配信(AFP時事)

 ロシアがウクライナ侵攻で占領を進めた東・南部4州の「併合条約」調印から、30日で1年を迎えた。プーチン大統領は自ら制定した「再統一記念日」に当たり、国民と4州住民らに向けてテレビを通じて演説し、改めて併合を正当化。一方、29日にモスクワの「赤の広場」で「コンサート」と銘打って開かれた官製集会には、初めて出席を見送った。

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 官製集会の日時や場所は、事前に報道などで明らかになる。モスクワにはドローン攻撃が相次いでおり、プーチン氏は不測の事態を避けようと欠席したもようだ。
 プーチン氏は演説で、併合の根拠とした1年前の「住民投票」や4州で最近行われた「ロシア統一地方選」を称賛。国際社会が認めない中、正当性を主張した。その上で「われわれは(4州の)同胞を守ることで、ロシア自体を守るとともに、祖国、主権、精神的価値観、統一のため、そして勝利のため共に戦っている」と訴えた。
 官製集会には、公的部門の労働者や愛国的な学生らを動員。昨年2月の侵攻開始以降は同年3月と9月、今年2月と3回開かれ、いずれもプーチン氏がステージに登場した。今回はテレビ中継もされなかった。
 戦時下で祝賀ムードと程遠い中でも、各地には「一つの国家、一つの家族、一つのロシア」という標語が躍った。独立系メディアは記念日に先立ち、ナチスのスローガン「一つの民族、一つの国家、一人の総統」を想起させると批判した。

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