最終登板も粘り強く　５年目菊池、飛躍の１１勝―米大リーグ・ブルージェイズ

　レギュラーシーズン最後の登板で、ブルージェイズの菊池が白星を手にした。味方の大量援護を背に六回途中まで３失点。降板時には満員の本拠地で観客総立ちの拍手を浴び、「去年は力になれなかったけど、こういう日が来て本当にうれしい」と笑顔がはじけた。

ダルビッシュ「残念」　米大リーグ・パドレス

　プレーオフ進出争いが佳境となった重圧のかかるマウンドで、走者を出しながらも粘り強く試合をつくった。年間通して先発ローテーションを守り、１１勝（６敗）、防御率３．８６といずれも自己ベストの成績をマークした。
　「今年駄目だったらメジャーのチャンスはなくなるくらいのつもりで準備をした。昨シーズンが終わって１週間後に練習を開始したので、結構長かった」。飛躍の５年目となった左腕の表情は充実感に満ちていた。（トロント時事）