ロシア、完全な資格回復要求 IPCの一部資格停止処分に
2023年09月30日10時02分
【パリ時事】ウクライナへの侵攻を続けるロシアは29日、国際パラリンピック委員会(IPC)総会で2年間の一部資格停止処分を科されたことについて、完全な資格回復を求めるとの姿勢を示した。ロシア・パラリンピック委員会(RPC)のパベル・ロジコフ委員長がタス通信に語った。
ロシアは来年のパリ・パラリンピック参加が条件付きで認められたが、団体種目には出場できず、国際大会開催なども禁じられている。ロジコフ氏は「資格停止によりRPCはIPCメンバーとしての権利を失っている。ロシア選手の権利のために完全回復を求める」と主張した。