岸里奈、右脚痛める 世界体操
2023年09月30日08時31分
【アントワープ(ベルギー)時事】来年のパリ五輪予選を兼ねる体操の世界選手権に臨む日本女子が29日、ベルギー・アントワープの試合会場で練習した。初代表の16歳、岸里奈(戸田市スポーツセンター)は最初の跳馬で着地が乱れ右ふくらはぎ付近を痛めた。練習を続行した岸は「大丈夫。予選までにはいい感じに(調子が)上がると思う」と話した。
日本勢は段違い平行棒や平均台でも不安定だった。エースの宮田笙子(順大)は「ミスはあったが、コンディションは悪くない。一人ひとりが次につなぐ思いで臨むのが一番」と決意を語った。
大会は30日に開幕。日本女子は9チームに与えられるパリ五輪出場枠獲得を目指す。