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宮城と石川、堂々と DeNA、今年もCSへ―プロ野球

2023年09月29日23時16分

 少ないリードを守り切る。執念の継投がぴたりとはまり、DeNAが2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。三浦監督は「よかったが、選手を見ても誰一人満足していない」と先を見据えていた。
 4―3の五回に石田が3連打を浴び、1死後に降板。ここから救援の2人が踏ん張った。2番手の宮城は二回に特大ソロを放った大山に対し、「がんがんいくしかない」。直球を軸に押し、最後は149キロで見逃し三振。続く佐藤輝には左腕の石川が高めの直球を振らせて三振を奪った。「宮城に勇気をもらった」と感謝した。
 宮城は2019年に滋賀学園高から、石川は21年に法大から育成で入団。ともに昨季に支配下契約を結んだ。リーグ覇者、阪神の中軸を相手に堂々とした投げっぷりを見せた2人。三浦監督は「最高の投球をしてくれた」と絶賛した。
 今季の阪神戦を5連勝で締め、2位広島とのゲーム差を1に詰める貴重な1勝。指揮官は「全員が集中して戦えているのは非常に大きい」。CSに向け、不気味な存在となっている。

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