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江村「めっちゃ悔しい」 日本女子、猛追及ばず銀―アジア大会・フェンシング

2023年09月29日22時35分

フェンシング女子サーブル団体決勝で敗れ、厳しい表情の江村美咲(右手前)=29日、中国・杭州

フェンシング女子サーブル団体決勝で敗れ、厳しい表情の江村美咲(右手前)=29日、中国・杭州

  • フェンシング女子サーブル団体決勝、ウズベキスタン選手を攻める江村美咲(左)=29日、中国・杭州

 必死の追い上げも及ばず、力尽きた。女子サーブル団体決勝。最後を託された江村は敗戦が決まると、ぼうぜんと立ち尽くした。42―45。銀メダルはこの種目では過去最高の成績だが、「めっちゃ悔しい」。江村は開口一番、そう漏らした。
 格下のウズベキスタンとの一戦。序盤こそ日本の流れだったが、相手は果敢に前に出てくるスタイル。8番手の尾崎が3点を追う展開にされると、スタンドは徐々に相手の勝利を後押しするムードに。世界ランキング2位の韓国との準決勝で、江村は31―40からラスト9番手で登場し、逆転勝ちを呼び込んだものの、その再現とはいかなかった。
 それぞれ団体戦に懸ける思いは強かった。開会式で旗手を務めた江村は大会前から左足甲に痛みがあり、個人戦を断念してこの日に備えた。「どれくらいできるか分からなかったが、痛みに打ち勝てた」と胸を張る。
 チームの成熟度は全員が実感するところ。悔し涙を流した尾崎が「誰かがうまくいかないときに支え合えた」と言えば、「このチームなら(次は)金が取れる」と福島。未来につながるメダルになったはずだ。 (時事)

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