ジャニーズの体制見極めを　性加害把握の経営者「厳しい」―同友会・新浪氏

　経済同友会の新浪剛史代表幹事は２９日、日本記者クラブで会見し、ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題で所属タレントのＣＭ起用などを打ち切る動きが相次いでいることについて、「事務所がどう変わるか、それ次第だ」と述べ、事務所の今後の経営体制などを見極めることが重要だとの考えを強調した。

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　ジャニーズ事務所は１０月２日に今後の運営や再発防止策を報告する予定。新浪氏は「（性加害を）知っていた方が経営にいることは、被害者の心情を考えれば非常に厳しい」として、抜本的な刷新が必要だと訴えた。
　また、性加害について「人権は大変重要であり、決して許されるものではない」と改めて批判。「被害者の方々が満足いく形で救済されることが非常に重要だ」とも指摘した。