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東部でロシアの攻撃排除 南部戦線でも前進と主張―ウクライナ軍

2023年09月28日21時57分

 【ロンドン時事】ウクライナ東部でロシア軍と戦うウクライナ軍部隊の報道官は27日、東部戦線では過去24時間でロシア軍の砲撃544回と空襲4回があり、両軍兵士が直接銃火を交える戦闘も7回発生したと明らかにした。ウクライナ軍は東部でロシア軍の激しい攻撃を退け、前進を続けているとしている。

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 報道官は、ドネツク州バフムト近郊の二つの重要な集落付近で「敵の激しい攻撃を押し返した」と強調。「敵は失った占領地を奪還しようと集中攻撃を仕掛けたが、成功していない」と主張した。
 南部戦線でも、反転攻勢を続けるウクライナ軍がアゾフ海に向け南下を試み、ザポロジエ州のトクマクを目指し部隊を進めているとされる。
 ロイター通信によると、ウクライナの軍事アナリストは「(ウクライナ部隊の)過去数日の多大な努力がロシア軍に非常に深刻な問題をもたらした」と指摘。一方で、「部隊がトクマクに着くまでは突破口を見いだしたとは言えない」と慎重な見方も示した。

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