甲府や静岡など猛暑日 最も遅い記録更新―気象庁
2023年09月28日16時51分
関東から九州の太平洋側では28日、厳しい暑さとなった。気象庁によると、静岡市清水区で36.0度、同市駿河区で35.8度、甲府市で35.4度、三重県桑名市で35.3度を観測。いずれの地点も35度以上の猛暑日の最も遅い記録を更新した。
よく晴れたほか、東北地方を東へ進む低気圧に向かい、南から暖かい空気が流れ込んだのが気温の上昇要因という。高知市では34.6度、千葉県市原市や鴨川市、鹿児島市では34.3度となった。
全国統計史上、最も遅い猛暑日の記録は新潟県糸魚川市の2013年10月9日で、35.1度だった。
気象庁が28日発表した1カ月予報では、10月も平均気温が全国的に平年より高い見込み。今月30日から10月6日の1週間はかなり高くなるという。