「大変革期」へ結束 トヨタ労組が定期大会
2023年09月28日20時32分
トヨタ自動車労働組合は28日、愛知県豊田市で定期大会を開催した。9月に就任した鬼頭圭介執行委員長は、「100年に1度の大変革期は労働者の働き方や意識の変革を突き付けており、組合員一丸で活動を推進する道しるべが必要だ」と強調した。組合員らの意見を踏まえ、来年2月上旬に2024年春闘の要求を決める。
大会では、賃金に関する課題について会社側と年間を通じて議論を進めることなどを盛り込んだ運動方針を決定。国民民主党などと連携し、自動車産業の課題解決に取り組むことも確認した。