ブルーインパルスが空港３０周年に花　福島県

　航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が、福島空港（福島県玉川村、須賀川市）の開港３０周年を記念し展示飛行を披露した。６機１組の一糸乱れぬパフォーマンスで県内外から見学に訪れた多くの人を楽しませた。
　展示飛行は県が主催する福島空港開港３０周年イベントに合わせて同空港の上空で行われ、滑走路脇に設けられた見学スペースには１０００人以上の観客が集まった。ブルーインパルスは一定間隔の隊列を保ちながらの飛行や６機が扇状に散開する「サンライズ」などの演目を約１５分間披露した。
　また同イベントでは、福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんも展示飛行を実施。自身の曲技用飛行機を用いた背面飛行や失速状態での回転機動など高度な演目を披露し、観客の目を奪った。【もぎたて便】