宮下農相の自民支部、受注会社から寄付
2023年09月27日16時21分
宮下一郎農林水産相が代表を務める自民党長野県第5選挙区支部が2021年の衆院選公示日に、国発注工事を受注した建設会社から3万円の寄付を受けていたことが27日、同支部の政治資金収支報告書で分かった。
公選法は国の事業などを請け負った業者が国政選挙に関して寄付することを禁じている。伊那市の地元事務所は「個人の寄付を会社からの寄付と誤認したと思われる」としており、収支報告書を訂正するという。
収支報告書によると、衆院選が公示された21年10月19日、建設会社から3万円の寄付を受領。この会社は当時、国土交通省が発注した天竜川の地滑り対策工事などを受注していたという。