性同一性障害特例法の用語解説・ニュース

2023年09月27日15時04分

 性同一性障害特例法 2004年に施行され、トランスジェンダーの人は戸籍上の性別変更が可能となった。2人以上の医師が性同一性障害と診断した上で(1)18歳以上(2)結婚していない(3)未成年の子がいない(4)生殖腺がないか、生殖機能を永続的に欠く(5)移行する性別と外観が似ている―の5要件を全て満たすと家裁が認めれば変更できる。22年までに1万1919人が変更した。
 今回争われているのは(4)と(5)の要件で、(4)は精巣や卵巣、子宮を取る手術を指すとされる。(5)は主に女性への移行で、陰茎を切除する。男性への移行は、ホルモン療法による外見の変化で認められることが多い。



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