新庄監督、来季も続投　３年目は「優勝させる」―プロ野球・日本ハム

　日本ハムの新庄剛志監督（５１）が来季も続投することが２７日に決まった。就任３年目を迎える。北海道北広島市のエスコンフィールド北海道で記者会見し、「優勝させるのはもちろんだが、勝ち続けるファイターズをつくるのが僕の仕事」と語った。今季は２６日終了時点で５８勝７８敗１分けと最下位に沈んでいる。

新庄監督「実力がない」

　新たに１年契約を結んだといい、「このままじゃ終わらない。奇跡を起こす男というところを見せたい」。同席した井川伸久オーナーと小村勝球団社長の前で、「来年は最後という気持ちで成長させる」と覚悟を述べた。
　１年目の昨季は「成長の年」と位置付けて臨み、今季は「日本一しか目指さない」と勝ちにこだわったが、すでにクライマックスシリーズ進出の可能性は消滅。ただ、本塁打王争いをしている万波ら若手の台頭もあり、「選手は自信を付けてきている。来年は爆発させたい」と意気込んだ。